「ニットを着るとカジュアルな印象になってしまう」
「ニットコーデの幅がなくいつも同じ印象になってしまう」

 

ニットを選ぶときにこんな悩みはありませんか。そこで今回は編み方と素材の種類別に、ニットのコーディネートのコツを解説します。この記事を読めばニットの種類が分かり、いつもと違ったコーディネートを楽しむことができるでしょう。

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編み方で分類するニットの種類

ニットは編み方で分類できます。メジャーなニットの編み方を4つ紹介します。

 

• リブ編み
• ケーブル編み
• 天竺編み
• ワッフル編み

 

編み方によって見た目の印象が変わるのでコーディネートの参考にしてください。

リブ編み

リブ編みは縦方向に段が入り、ストライプのような模様に仕上がる編み方です。編み目の密度が高く、断熱効果があるため寒い冬でも体温を保ちやすく、真冬に活躍します。また伸縮性が高く、体にフィットしたシルエットを作れるので、上品に着れるニットです。そのため、オフィスカジュアルのニットとしても活躍します。

ケーブル編み

縄のような編み目で編まれているのがケーブルニットです。ザックリとした印象で、ゆったりとしたシルエットが特徴です。ケーブル模様が編み込まれた部分は立体的で、より多くの空気を含んでいるため、保温性に優れています。独特な編み目でニットの存在感が強いため、コーディネートの主役にぴったりです。

天竺編み

ニットに限らず靴下やTシャツ、カットソーなどあらゆるアパレルに採用されている編み方です。天竺編みは横方向の伸縮性に優れ、縦方向は伸びにくい特徴を持つため、耐久性があり型崩れしづらい点が魅力です。また、薄くて軽いため、重ね着にも適しています。生地の仕上がりがシンプルなので、どんなアイテムとも合わせやすく便利なニットです。

ワッフル編み

ワッフル編みは編み目の格子模様がお菓子のワッフルの柄に似ているため、ワッフル編みと呼ばれます。ニット帽によく見かける模様で、凹凸のある編み目に空気をたくさん含むので保温性、通気性に優れています。ラフな印象になるため、カジュアルスタイルを楽しみたい方は、大き目のワッフルニットがおすすめです。

素材で分類するニットの種類

ニットは素材が変わるだけでコーディネートの印象が変わります。上品に着れる素材もあるので、フォーマルなコーディネートにも取り入れてみてください。

ウール

羊の毛を使用したニットで保温性に優れています。ウールは柔軟性があり、伸縮性にも優れているため身体の動きにフィットし、着心地の良さを実現します。ウールのチクチクが苦手な方は、メリノウールやラムウールを選ぶのがおすすめです。繊維が均一に整っているため、通常のウールよりなめらかに着れますよ。

カシミヤ

カシミヤとはヒマラヤに生息するカシミヤヤギの毛を使ったニットで、軽くて保温性に優れた毛質が特徴です。また、触った感触がとてもなめらかで、見た目も光沢があり、他のニットに比べてゴージャスな印象を持ちます。希少な産毛を使っているため他のニットにはない魅力を持ちますが、その分価格も高くなります。

モヘア

モヘアニットはアンゴラヤギの毛で編まれたニットを指します。毛足が長くふわふわとした肌触りで、かわいらしい印象です。生地にはシルクのような光沢があるので、高級感も演出できますよ。カシミヤよりは手の届きやすい価格で買えるため、光沢感のあるニットで上品な印象を出したいときはモヘアニットを選んでみてはいかがでしょうか。

ニットは編み方や素材で印象が変わる　

カジュアルな印象があるニットですが、編み方や素材で選べば上品にも着れて、オフィスでも楽しめます。自分が求める雰囲気に合ったニットを選べば、冬のおしゃれのバリエーションが増えますね。この記事を参考に、ぜひお気に入りのニットを見つけてください。