「ニットを着るとカジュアルな印象になってしまう」
「ニットコーデの幅がなくいつも同じ印象になってしまう」

 

ニットを選ぶときにこんな悩みはありませんか。そこで今回は編み方と素材の種類別に、ニットのコーディネートのコツを解説します。この記事を読めばニットの種類が分かり、いつもと違ったコーディネートを楽しむことができるでしょう。

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毛玉はどうしてできる？

毛玉の原因は、日々の着用や洗濯、乾燥などからくる摩擦と繊維の経年劣化です。摩擦によって繊維が毛羽立ち、毛玉が発生します。また、長く着用した衣服は繊維の表面が傷つき、糸が細くなるため、繊維同士が絡まりやすくなり、毛玉ができやすくなります。

専用の道具を使った毛玉の取り方

毛玉は自分で取れるため、見つけても焦る必要はありません。以下2つの毛玉を取る専用の道具を使えば、簡単に毛玉を除去できます。

 

• 毛玉取り器
• 毛玉取りブラシ

 

それぞれ詳しく説明していきます。

毛玉取り器

毛玉取り器は電動で毛玉を取る道具です。電池式や充電式、コンセント式があり、刃の形も様々なので用途に合った毛玉取り器を選びましょう。毛玉取り器が最適なニットは以下の3つです。

 

• 編み目の大きなニット
• 毛羽立っていないニット
• 広い面積に毛玉が広がったニット

 

これらのニットに毛玉ブラシを使うと、編み目が開いてしまったり表面が毛羽立ってしまうため、毛玉取り器を使うのがおすすめです。使い方は、歯の高さに気を付けながらニットの上で優しく回すだけです。電動なので疲れ知らずでお手入れできます。

毛玉取りブラシ

毛玉取りブラシは、動物毛や化学繊維でできたブラシです。力加減を自分で調節できるため、生地に無理な力が加わらず、上質な風合いを損ねずに毛玉を除去できます。そのため、毛玉取りブラシはカシミヤやモヘヤなど、上質なニットや、毛足の長いニットに適しています。

 

使い方は、ブラシの先端に毛玉を引っ掛けて、繊維の流れに沿って優しくなでるだけです。慣れないうちは力加減が難しいので、力を入れすぎないよう注意してブラッシングしてください。

家にあるものを使った毛玉の取り方

毛玉用のグッズがなくても、家に以下の2つがあれば、毛玉は処理できます。

 

• ハサミ
• カッター

 

それぞれ解説していきます。

ハサミ

毛玉1つ1つをハサミでカットする方法です。使うはさみは眉毛ばさみのような小さいハサミが適しています。表面の毛玉だけをカットするようにし、生地には刃を立てないように注意してください。また、毛玉は引っ張りすぎないことも重要です。毛玉を引っ張ると繊維が刺激され、新たな毛玉ができやすくなってしまいます。

カッター

カッターで浮き出た毛玉を切り取る方法もあります。顔用のカミソリで代用しても良いでしょう。この時、浮き出た毛玉だけをカットすることが大切です。生地にくっついた毛玉に無理にカッターを差し込むと、生地を傷める原因となります。カッターは大きい毛玉を数個だけ取る際など、あくまで応急処置として使いましょう。

ニットの毛玉防止策3選

毛玉を取り続けると服の繊維が薄くなってしまいます。劣化に繋がり、着れなくなってしまうため、毛玉ができないようにすることが大切です。毛玉を予防する以下3点の方法を解説していきます。

 

• 上着の大きさに気をつける
• 毛玉星スプレーなどで予防する
• 毎日着ない

 

ふわふわの風合いを長く楽しむためにも、毛玉対策は丁寧に行いましょう。

上着の大きさに気をつける

ニットを着る時は大きめのアウターを選ぶようにしましょう。ジャストサイズのアウターは、ニットと擦れて、毛玉を生むためです。また、身頃だけでなく袖回りもゆったりとしていて、ポリエステルの裏地がついているアウターを選ぶのがおすすめです。

毛玉防止スプレーで予防する

毛玉防止スプレーをニットに吹きかけるのもおすすめです。使い方は簡単で、ニットに均等にスプレーを塗布して、乾かしてから着るだけです。毛玉防止だけでなく、臭いや静電気を防ぐ効果がある毛玉防止スプレーもあります。お手入れがどうしても面倒なら、毛玉防止スプレーに頼ってはいかがでしょうか。

毎日着ない

お気に入りのニットは登場頻度が高くなりがちです。まだ汚れていないからと、毎日着てしまうこともあるかもしれません。しかし、ニットを連続で着用すると、摩擦による毛羽立ちが増え、毛玉の原因となってしまいます。洗う必要がなくても連続での着用は避け、1回着たら数日ニットを休ませてあげましょう。

毛玉取りは専用の道具を使えば楽ちん！毛玉予防をしながら大事に着よう

毛玉は専用の道具を使えば簡単に取れます。さらに、毛玉ができないように普段から丁寧にお手入れすれば、お気に入りのニットを長く愛用できます。
手持ちのニットに合った道具を利用して、きれいなニットで出かけましょう。